発破30分前

 20世紀があと5日で終わろうとしている

 平成12年12月26日 午後3時30分

 火力発電所の旧発電設備で使用していた集合煙突の

 脚部に爆薬約7Kgを装着し点火。

 脚部を払われた集合煙突はゆっくり動き始め10.2秒後

 に倒壊しました。


 発注元   東京電力株式会社

 元  請   大成建設株式会社

 日  時   平成12年12月18日〜12月27日


  爆薬は、南鳥島で使用したものと同じ鋼材切断用の

  「FLSC:Flexible Linear Shaped Charge」を3種類使用し、

  切断ヶ所は44ヶ所、左の写真の右・手前の2本を切断し

  倒壊させました。

   呼   称    切断予定板厚   延べFLSC長  本数

 1、1500 GR/FT   25mm       16.8m    24本

 2、 900 GR/FT   19mm&15mm  4.8m    12本

 3、 300 GR/FT   10mm      
  5.4m     8本

事前準備    発破  発破後
倒壊後の煙突全景

  倒壊後の「集合煙突」 。

  上の写真をマウスでクリックすると大きな画面が表示されます。(1850×460:164Kbyte)  


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