半分から先の部分は完全につぶれています。
切断部分周辺からはどの様に転倒したのかが想像され、転倒し横になっても煙突は巨大で私たちを圧倒します。
一番下で煙突を支えていた基礎は造られて初めて高い空に浮かんでいます。
周りは嘘のように静まりかえっています不思議な場所に迷い込んだような非現実感が私たちを襲います、聞こえるのは 高所作業車のエンジンのうなり声と風の音....
今回の工事で高所作業車に乗るのも最後です。
中央のマウンドから先は煙突がつぶれています。
鉄塔は、ほぼ予定位置に着地しています。
高所作業車の影が見えるように周りになにもありません、目の前の煙突は立って いた時と違ってすぐに崩れそうに見えて近寄れず、寄りかかることも出来ず心細 い気持ちです。強い風が吹いてきました.....
一番右側に倒れているのは下側の切断部分です。
真ん中は斜材の付いた上側の切断部分で、ほぼそのまま垂直に落下し、下の 基礎にあたり転倒しています。
左から2番目はきれいに切断されて基礎に残った主脚です。
左端にほぼ垂直に逆立ちしているのは煙突側に残った部分で、地面に接地 したのち折れ曲がっています。
斜材の切断面を見るとガスで切ったようにきれいに切断されていました。
切断部分が変形しているのは転倒時に力が加わったようで煙突に残った 切断部分はきれいな形をしていました。
中央の部分が爆薬による切断面で左端の角度の付いているガス切断による 切断面と区別がつきません。