「写真では、カラリと晴れ渡って見えます」と言うことは強い風が吹いていると言い換えることも出来ます。

 『風が私たちを切り刻みます』 美瑛よりもっと寒い!!

 そのかわり利尻富士がくっきりと見えます、(零下11度、風速10m以上)利尻富士をバックに作業をしました。


 せっかく北の端まできたのですからチョット観光....

    日本最北端の碑

     昨年は最東端(南鳥島)で真夏に工事

     同時期に最南端での工事が有りましたが
     都合によりお知らせできません。
     (地図を広げて確認願います!)

     今年は最北端(宗谷岬)で真冬に工事

     次回は最西端?『最』が好きですね!
日本最北端の碑
間宮林蔵の銅像

 間宮林蔵の銅像


 ご存じ間宮海峡を発見した冒険家の銅像です。

 置き忘れた「トロフィー!?」の様に雪の中に
 ポツンと置かれていました。



    利尻富士の雄姿

    平成13年3月10日13:45に撮影しました。


    山の頂まで見えたのはこの時だけでした。
利尻富士の雄姿

 ようやく倒壊作業に入ります
稚内デッカ局遠景       稚内デッカ局の看板

 局舎より稚内デッカ送信鉄塔を望む

 晴れた空に突き刺さるように鉄塔が見えます。

 150mの鉄塔を海に向かって倒します。
 

      稚内デッカ局の看板

      こういう看板こそ「風雪に耐え」と言えるのでしょう。
LSCと電機雷管の入っている木箱

 LSCと電気雷管の入っている木箱

 衝撃、電気等から守るために厳重に梱包されて
 います。
稚内デッカ送信塔全景  稚内デッカ送信塔全景

 全長150m、3方向各3本、計9本の
 支線で支えられています。

 1方向3本の支線を切断します。

 周りに比較出来るものがないのです
 が基部から見上げると『お〜』と言う
 くらい高いです。 
支線に装着されたLSC  支線に装着されたLSC

 一番上と2段目の支線に装着したところです。

 3ヶ所合わせて1.5Kgの爆薬量となります。

切断されたワイヤー   送信鉄塔に引きずられた切断後のワイヤー

 切断されたワイヤー

 手のひらを広げたようにワイヤーが開いています。
 

 送信鉄塔に引きずられた切断後のワイヤー

 こちらから見ると「ガラガラヘビ」の尻尾の様です。
倒壊後の送信鉄塔(パノラマ)

 倒壊後の送信鉄塔(パノラマ)

 倒壊した送信鉄塔のはるか遠くに利尻富士が見えます。

 ここでの私たちの仕事はこれで終わりです、後かたづけをすませば「長万部」へ移動です。