カコーはこれまで、発破だけでなくあらゆる分野で「環境保全」を意識した工夫を重ねて参りましたが、この度スウェーデン・アトラスコプコ社製の新型サイレントドリル「ROC D9CS」を導入し、運用を開始しました。
ページ中段の写真にあるように私達は従来から独自の騒音対策を行ってきましたが、今回導入の新型機は皆様の期待を超える静粛性を実現しております。このD9CSは国内初導入、そして現在日本で唯一の本格的静音型クローラドリルとなっています。
「環境保全」は、意識すべきことではなく「常識」となりました。まして我々のような業界においては既に施工品質の一部として最も重要な位置を占めていると言っても過言ではありません。今後もこの前提が覆ることは無いと私達は考えています。人々の暮らしをより豊かにするための各種工事が、近隣に迷惑をかけてしまうような
事態は限り無くゼロに近づけるように努力しなければなりません。
新型機の導入に伴い、運転技術の習熟を急ピッチで進めております。今後もメーカーと密な連携をとり、環境保全も含めた施工技術の研鑽・改良に努めます。
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これまでの騒音対策も一定の効果は有りましたが、こちらのD9CSでは騒音発生源であったドリフターや穿孔資材(ロット、ビット、スリーブ、シャンク)をガイドセルごとフルカバー化することにより、約10dB(A)下げることが可能です。